2006年10月18日

宗教と政治と、シャーマンと

2006年9月29日エハン・デラヴィ氏(以下E)による
グラハムハンコック氏(以下G)へのインタビューから。



第3話

E:中南米の昔、マヤ文明では王様は国民に対して大切な話をする前に、
必ず植物を使って変成意識状態になったと思われます。
異次元からの、有益な情報を獲得してから
国民に発表するというシステムがあったのでしょう。

マヤのリリーフや絵の中には、人間は半分この世界に入っていて、
半分、別世界に入っているようなイメージが多々あるからです。


G:もし、今の世界の様々なリーダー達が、
異次元とアクセスできるようになったら、
彼らの今までの振る舞いは違うものであったと考えます。

つまり、変成意識状態が分かれば、今の政治家の考え方等も
完璧に変わってくるのではないかと思うのです。
それができないから困るのですね。

そして又、宗教を使ってその異次元にアクセスできるかと思うと、
残念ながら今の宗教は、全くスピリットの世界と関係なくなってきました。

大きな官僚主義的なシステムにすぎないからです。
確かに昔の宗教では、異次元の世界に入ることができたと思いますが、
今は政治と同じように、お金と権力の世界になりました。

昔の高度文明の知恵は驚くべきものでしたね。
大切なことを決定すべき時に、決して自分の3次元意識だけではなく、
より高い次元とのアクセスに基づいて、自分の国や国民を収めるシステムでした。

宗教のシステムでは、本当のこといいますと
国民の目覚めを目指さない事が、
一つの権力者としての目的ではないでしょうか。
つまり、国民が目覚めれば、宗教は不要となるに違いありません。

しかしシャーマン達は、スピリットの世界への
直接的なアクセスを我々に提供してくれます。

これこそがある種の民主主義的なプロセスです。
  


Posted by グラハム・ハンコック at 15:58

2006年10月10日

現代社会での誤解

2006年9月29日エハン・デラヴィ氏(以下E)による
グラハムハンコック氏(以下G)へのインタビューから。



第2話

E グラハムさん、ブログのテーマである「スーパーナチュラル(異次元との遭遇)」について
どのように現代社会で誤解されているのかをお聞かせください。

G 現代社会は、完全に西洋的な科学によって支配されていますから、
17世紀のニュートン達のとても論理的な考え方の土台にあるのだと思います。

  しかし、私はニュートンの考え方は、本当はオカルト的なの思想家の物でもあると思うのです。

E はい。それは知っています。

G やはり西洋的思想の中心や科学の考え方は唯物論ですからね。
  唯物論的な考え方では、測定可能なものでなければ存在はありえない。
  つまり、私達の五感で捕らえる物だけを認めているということを意味するのですね。

  だから私達現代人は「スーパーナチュラル」といわれたら、拒絶反応があるのです。

E スーパーナチュラルといったら、なんか原始的な考え方だという印象をもつ人々もいるようです。
  そしてその考え方の中には、私達現代人の方が偉くて更にレベルが高いという事を
  意味しているのだと思います。

G 私は、それは大きな間違いだと思っています。
  逆に、私達は発展を続ける現代テクノロジーに囲まれた生活をする事によって、
  人間本来が持っている大切な物や能力を数多く失ってしまったのだと思っています。

  その中でも特に大きな損失は、私達が実際に行なっていたはずの
  多次元的な宇宙とのコンタクトだと思います。

  そして、人々は生活が豊かになり、暮らし易くなっているにも関わらず、
  その反面で社会に弾圧され、人間本来の能力を封印されたような生活をしているといえます。

  その前提で考えると、本来人々はスーパーナチュラルの体験をする事で、
  目に見えない異次元領域とのコミュニケーションをしていたのだから、
  今の時代でスーパーナチュラルの存在を認めない人々は、
  とても危険な目に合うのは当たり前ですね。

  イギリス・アメリカ・日本等、国や場所に関わらず、現代社会に生きる私達は皆、
  五感で捉えられない世界、つまりスーパーナチュラルの世界を完璧に切り離してしまいました。
  これは本当に大変な事だと思います。

E ここには大きな2つの問題が関係して存在しているのに違いありません。
  つまり、私達の存在していくのに一番大事な事柄かもしれない、
  スーパーナチュラルの世界を無視する問題と、この星を完全にゴミ箱の様にして、
  環境破壊しつづける現代人の問題は同じだと思うのです。
  


Posted by グラハム・ハンコック at 08:00

2006年10月03日

グラハムハンコック公式ブログ

2006年9月29日に国際電話で行なわれた
グラハムハンコック氏(以下G)へのインタビューを通してメッセージをご紹介します。
インタビュアーはエハン・デラヴィ(以下E)氏です。



第1話

みなさんこんにちは。グラハムハンコックです。

この度日本語版の公式サイトとブログを立ち上げる事となりました。
最近のテーマから定期的に皆様にメッセージをお伝えしたり、
知人のエハン・デラヴィ氏と国際電話で語り合うなどしながら、
日本の皆様に継続して最新情報を御提供させていただきたいと思います。

どうぞお楽しみに。

E グラハムさん、こんにちは。お忙しい事と思います。
  イギリスでのご活動の様子をお聞かせください。

G こんにちは、エハンさん。つい先程アメリカのインターネットラジオ番組、
  「コーストto コースト(http://www.coasttocoastam.com/shows/2006/09/28.html)   から
3時間の電話インタビューを受けたところです。

E それはエキサイティングな出来事でしたね。それで、インタビューの内容は如何でしたか?

G とても素晴らしい内容でした。

 インタビューは、アメリカの時間で夜11時から午前2時までの3時間行なわれました。
 イギリスの時間で午前11時らのスタートという事になります。
 番組司会者のジョージ・ヌーリさんは大変オープンマインドで話が伝わり易い方でした。

 更に、このインタビューがとてもタイムリーだったのは、
 今月にアメリカで最新の書籍「スーパーナチュラル」が出版されるからです。

E そのインタビューされた方はグラハムさんの説明内容に対して、理解がありましたか?

G はい。アメリカ国民にとってこのラジオ番組は、
  いわゆるオールターナティブ(代替的)な考え方をされているという点で人気があり、
  毎晩一千万人ぐらいの国民がその番組を聞いているといわれているものです。

E 出版のタイミングにそのようなラジオ番組に出演できるとは最高のチャンスでしたね。

G そうですね。私も前向きに彼らと接し、
  今回のインタビューが出来た事を大変光栄に思っています。

E では。グラハムさん。今回の私とのインタビューは日本でのグラハムさん
  ご自身のブログの為に行ないたいと思いますが、まずブログのタイトルを決めたいと思います。
  また、そのブログのサブタイトルはどのようにお考えですか?

G サブタイトルとして、「Exploring the boundaries of reality」というのは如何ですか?

E それはいいね。私はそれを適切な日本語に考えてみます。
  「現実の境界を探検する」というのは如何でしょう。

  そして、一言が二言で、ブログのメインテーマを示すタイトルを考えてみてください。

G そうでうね・・・やはり「スーパーナチュラル(異次元との遭遇)」にしていただけると嬉しいですね。

  なぜならそれは私にとって最新のメインテーマでもあるし、
  現代社会では本当に誤解されている重要なテーマだと思うからです。

E その通りですね。じゃあメインテーマは「スーパーナチュラル」にしましょう。
  さてグラハムさん、その誤解とはどのようなものですか?

  


Posted by グラハム・ハンコック at 15:35